ムーヴの燃費、やはり軽トールワゴンの代表格なだけあった!

ムーヴの燃費については、実はオーナーさんによってほぼ真っ二つに意見が分かれているという現状があります。「すごく良い!」というオーナーさんもいれば、「ちょっと微妙」というオーナーさんもおられるという事なのですが、この原因は一体、どこにあるのでしょうか?

そこには軽自動車のダイハツならではの、しっかりとした「コンセプト」が見え隠れしています。やっぱり平成7年(西暦1995年)からデビューした長い歴史を持つムーヴならではのコンセプトというか、「ああ、なるほど、それならこういう結果になるのは当然かもね」といった、妙に納得してしまう結果が待っていました。

簡単に言ってしまえば、軽トールワゴンの燃費というのは、ムーヴも例外ではなく、環境に対する「エコ」と、ドライビングの際のストレスに対する「走り」という、二つの背反する目標について、バランスを取る必要が出てきます。ガソリンをより多く消費して走りを優先させれば、燃費は悪くなり、エコについてもデメリットが生じます。逆にエコや燃費ばかりを追求して、走りを損なえば、それはクルマとしてどうなんですかという話にもなってきますよね。

ではムーヴの燃費、どのようなバランスとなっているのでしょうか?まずはカタログ表記からチェックしてみましょう。

 ムーヴの燃費、まずはカタログ表記をチェック

ムーヴの燃費について、カタログ表記では、31.0km/L2WD車)となっています。ターボでは27.4km/L2WD車)という数字が出ていますので、軽トールワゴンのカテゴリー内での競合にも十分に対抗できる、良い数字となっています。

ちなみにではありますが、初代のムーブの燃費は15.6~21.5km/L1015)となっており、2代目のムーヴの燃費は、14~22km/L1015)、3代目は18~23km/L1015)、4代目は18~23.5km/L1015)、5代目は23.4~29km/L1015)、そして現行である6代目が、25.6~31km/L1015)となっています。整理してみてみると、ムーヴの燃費はこのように進化をしてきています。

  • 初代:15.6~21.5km/L1015
  • 2代目:14~22km/L1015
  • 3代目:18~23km/L1015
  • 4代目:18~23.5km/L1015
  • 5代目:23.4~29km/L1015
  • 6代目:25.6~31km/L1015

初代の最高値である21.5km/Lという燃費よりも、現行の最低値である25.6km/Lの方が高く、なおかつ現行の最高値はリッター30を超えています。

これを見ると、どれほど進歩、進化してきたのかが良く分かりますね。では今回の6代目ムーヴの燃費には、どんな改良、工夫がなされたのでしょうか?

ムーヴの燃費が向上した、その理由は?

まずは「エコアイドル」ですね。これは、車が完全に停止してからエンジンが切れる、従来のエコアイドルと違って、車が止まる少し前からエンジンを自動で止めるというシステムとなっています。具体的には、クルマが減速を始めて、アイドリングストップの動作が可能になると、エコアイドルインジケーターが点灯します。

そしてもう停車をするという、約11km/h以下になって、一定の条件が揃うと、エンジンを自動停止するというシステムとなっています。これによってさらに燃費の向上が達成できるようになったという訳ですね。

もちろん、渋滞のにように、時速10km/hほどで、何度も何度もストップ&ゴーを繰り返すような状況では、作動しません。かえって燃費が悪くなってしまう可能性もありますよね。バックの際にも、もちろん作動しませんので、心配は無用です。

 

ムーヴの燃費、実際に出る数字はどれくらい?

さてムーヴの燃費、メーカー側の情報はご紹介いたしましたが、大事なのはここからですよね。実際に乗ったオーナーさんの語る、現実の数字はどうなのか?という部分です。ここには、冒頭で少し書かせていただいた通り、用途によってかなりの違いが出てきています。

最も燃費のパフォーマンスが良いのは、やはり高速道路や郊外での走行です。リッター24km以上も出るということで、納得のパフォーマンスではないかなと思います。また、街中や通勤での走行では、リッター18km前後という声が多いようです。

それに対して、あまり数字が出ないのが、頻繁なストップ&ゴーを繰り返し、しかも急発進、急停止を繰り返すようなケースです。もちろん急発進、急停止を繰り返しても燃費が良いクルマというのは、その方がレアではありますが、たとえば幼稚園に子供を送り迎えしたり、買い物で、いくつかのお店を回るという場合は、「え?!カタログではリッター30kmと書いてあるのに、実際はリッター15kmくらいしか出てないじゃん?!」という結果になる可能性も、ありえます。

カタログ表記の半分は、けっこうショックを受ける方もおられると思いますが、客観的に見て、リッター15kmというのは、決して悪い数字ではないのです。ですので、ムーヴの燃費が良いのか悪いのかで言えば、「良い方だ」と言ってよいでしょう。ただ、カタログ表記でリッター30km以上と書かれているのに対する落差に対して、ネガティブな意見もある、という事ですね。

 

ムーヴの燃費をチェックするなら、用途が大事

ムーヴの燃費をチェックする際、以上のことを踏まえると、週末にレジャーや旅行に行くといった、ファミリー層にとっては、納得できる燃費となるのではないかと思います。それに対して、日々のお買い物や、子供の送り迎えといった使い方をする場合は、よく検討をされる方が良いのかな、という印象ですね。車の名前が、Moveということもあり、「エコ」と「走り」というバランスを取る中で、どちらかと言えば、「走り」の方に軸足が置かれているような印象を受ける、実燃費となっています。

 

まとめ

さて、ムーヴの燃費についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?長い歴史を持つクルマだけあって、エコと燃費のバランスが、高いレベルで整えられているモデルではないかなと思います。実際の燃費についても、実はリッター15kmというのは、かなりガソリン代が節約できる数字でもあるのです。ムーヴの燃費をチェックされている方は、実際のご自身の一ヶ月の走行距離から、具体的にかかる月のガソリン代を計算してみるのも、いいかもしれませんね。vv

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